技術開発室
【技術開発室】新たな技術を生み、世界一に挑む仕事
京都工芸繊維大学大学院
工芸化学研究科機械システム工学専攻 修了
技術開発室 2005年入社 吉田 和弘(ヨシダ カズヒロ)
「『もっと良くしてくれ』その一言が、次への原動力です!」
これが私の仕事です!
ボールの研究開発が主な仕事です。「もっと丸くする」「もっと丈夫にする」「もっと生産効率を上げる」など、幅広いアプローチを考えます。開発チームや現場とも相談しながら開発を進めています。
ある日の1日
AM
開発チームの打合せ
5人程のメンバーで、あれこれ意見を出し合います。業者との打合せ
試験が決まったら、試験用の工具を依頼します。
PM
現場でのヒアリング
開発にはヒアリングが不可欠。特に現場の声は大事です。分析機器による試験
常に予想通りうまくいくとは限りません……。分析結果まとめ
結果を考察し、次に活かします。
成長のヒント
この仕事のおもしろさは、自分が開発したものが良ければ、数値や“現場の声”として現れるところです。最初に私が開発したのは、ボールをつくるための小さな工具でした。実際に現場で使ってもらうと、「作業がラクになった」と喜んでもらえました。その工具は今でも使われています。
ただ新しいものを生み出す中では、行き詰まることもあります。理論的にはうまくいくはずなのに、何度試験を積み重ねても結果が出ない……。そういうときは、現場社員や他の部署にも聞いてみるんです。すると「理論は分からんが、経験から言うと」という形で、ポンと解決することも多々あります。やはり何十年もの経験を積まれた先輩は凄い! いい開発のためには、自分だけで考えようとせず、新たな視点を取り入れることが大切だと実感しています。
成長のヒント
入社する前は、「球を丸くする」という漠然としたイメージしかありませんでした。しかし入ってみると、技術開発に製造、品質管理など、様々な部署があって製品が作られていることが分かりました。入社すれば、きっとどこかに活躍出来るポジションが見つかると思います。